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　4月1日になり、新たな気持ちで新年度のスタートを切りました。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

　

　では、３月の行事の報告をいたします。

　今月のリハビリでは普段の歩行練習や余暇活動に加え、造花を使ったフラワーアレジメントに挑戦しました。皆様お好みの色のお花や葉を選び、飾りつけを行いました。色合いのバランスなどを考え、とても素敵な飾りが完成しました。

　

　体を動かすレクリエーションで、ボール蹴りや運動会で好評だった傘を使った玉入れ・輪っか運びリレーを行いました。「なかなか難しいなあ」と真剣に体を動かされておりました。

　

　桜・桃の花やモクレンのつぼみを見ながら、イチゴのケーキとお好きな飲み物を召し上がっていただきました。「おいしかった」「ありがとう」と笑顔で職員と話されておりました。

 

　

　久しぶりに屋上で外気浴をおこないました。天気が良く「だいぶあたたかくなったね」と話す方、時折風が強く吹いており「まだ寒いね～」「風は強かったけど気持ちよかったよ」と話される方もいらっしゃいました。

　3月は、事故防止やトランスファーの研修、通報訓練等を行いました。

　事故防止の研修では、介護事故発生事例を用いて事故に至った経緯や、事故を起こさない為に何ができるのか検証を行いました。トランスファーの研修では理学療法士を講師に、ベッドから車椅子などへ移動する際の「移乗動作」についての基礎を実技を用いて学びました。通報訓練では、無線機を使い、各フロアの人員や破損個所等の被害状況の報告、確認を行いました。

　その他、奥多摩中学校にて施設職員が講師となり、「福祉体験学習」を行いました。高齢者の方への接し方等の講話や、白内障、緑内障といった視覚障害や、関節の拘縮といった身体の不自由さなど、高齢者に起こりやすい症状を疑似的に体験できる教材や車椅子を使い、実際に体験していただきました。どの生徒さんも真剣に取り組んでいて、質疑応答の時間には様々な質問が飛び交いました。今回の体験学習で生徒の皆さんが高齢者の気持ちを理解し、思いやりや助け合いの気持ちを養う手助けとなれば幸いです。