近況報告
活動報告【6月】
2023-07-01
6月は、7月7日の七夕に向けて装飾づくり・飾りつけを行いました。ホーム喫茶では飾りつけをした笹を見ながら、イチゴのムースケーキを召し上がっていただきました。
今月のリハビリでも理学療法士の指導のもと、平行棒での歩行練習や関節のケアを行っています。定期的にしていた白丸の散歩は連日の雨で行けず、施設の中で刺し子や玉入れをして過ごされました。
令和3年度より、立位補助具という座った状態から立位を補助してくれる介護機器を導入しております。写真は、入所した時には立位が困難だったご利用者が、介護機器の使用後、徐々に平行棒内で歩行を行えるようになった様子です。介護機器メーカーの方が利用効果の取材に来られ、実際使用している方から話が聞けて良かったと話されておりました。
6月に誕生日を迎えたご利用者の記念撮影会を行いました。美容師の資格を持った職員による美容室(特設)にて、ヘアセットとお化粧をしております。6月に100歳を迎えられたご利用者が2名いらっしゃいますが、なんと小学生時代からのお友達なのだそうで「二人で100歳のおめでたい日が迎えられると思っていなかった」と大変喜ばれていました。しばらく二人で会話を楽しまれ、記念撮影では普段以上のすてきな笑顔を見ることができました。また、退院後あまり元気のなかったご利用者も、ヘアメイク後は声を弾ませて職員と話しておりました。笑顔あふれる施設になるように今後も努めてまいります。
6月の職員研修は「解剖学」と「移乗介助」について研修を行いました。
「解剖学」では、肋骨や上肢(腕や手)について理解を深めました。前腕部(肘と手首の間)の尺骨と橈骨の役割を詳しく学び、肘関節や手関節の運動の構造を理解することができました。
「移乗介助」では、”事故を起こさないためのトランスファー”をテーマに、移乗介助の基礎からご利用者の体型に合わせた車椅子の座面の高さ等の調整の仕方など理学療法士の指導のもと、座学や実践を交えて学びました。実際の業務では移乗介助はリフトなど介護機器の使用を推奨していますが、今回の研修のように基本技術の習得を目的とした研修も行っています。